世界保健機関(WHO)がメキシコでの新型インフルエンザ感染の疑い例を発表してから24日で1カ月が経過し、感染者は約40カ国・地域で1万人以上に達した。WHOは発表後わずか6日で、新型インフルエンザの警戒レベルを矢継ぎ早に2度引き上げたが、世界的な大流行(パンデミック)宣言を意味する「フェーズ6」への引き上げでは試行錯誤を強いられている。

2005年に策定された現在の警戒レベルは、致死率の高い鳥インフルエンザの発生を前提に、地理的な感染拡大を判断の基準とした。ところが、今回発生したのは豚に由来する新型インフルエンザで、これまでのところ感染者の大半が通常のインフルエンザと同等の症状にとどまっている。

加盟国の間からは、鳥インフルエンザを前提とした警戒レベルを今回の新型インフルエンザに適用することへの疑問の声が沸き起こった。これを踏まえ、警戒レベルの最終的な決定権限を持つマーガレット・チャン事務局長は従来の警戒レベルの判断基準を事実上修正して柔軟に対応する姿勢を示し、フェーズ6への引き上げはこれまで見送られている。


ウィルスには、大きく分けるとDNAウィルスとRNAウィルスとに分かれます。
普通の生物は、DNAもRNAも持っているのですけど、ウィルスはどちらか一つしかもっていません。
なので、ウィルスが増殖するためには他の生物の細胞を借りないといけません。

ということは、何を意味しているかと言うと・・・。
寄生した先の生物を殺してしまっては、ウィルスとしては「失格」なのです。

さて、過去に根絶した天然痘という病気がありましたが、これはDNAウィルスだそうです。
DNAウィルスは、DNAはコピー中にエラーが起きた場合に自己修復する機能をもっており、そのため増殖した時に「エラー」が起きにくいのだそうです。
なので、突然変異が起こりにくいので根絶できたそうです。
方や、インフルエンザウィルスはRNAウィルスだそうです。RNAをコピーする際にエラーが起きても、修復することはありあません。このため、インフルエンザに新型が発生しやすい原因だといわれております。

なので、一番優秀なウィルスとは、寄生宿主を殺さず、そしてコピー中にエラーを頻発に起こす種類でしょうね。

ということは・・・。
H5N1型の鳥インフルエンザは強毒性と言われておりますが、毒が強すぎて人を殺してしまうので、本当はパンデミックなんて起こらないのではないでしょうか。。。

逆に今回のH1N1亜型のように、弱毒性のインフルエンザウィルスは、症状が軽いが故に、人間活動を極端に制約することもなく、増殖を繰り返すことができるので短期間にこれだけ広がったのだといえます。

WHOのパンデミックフェーズは、そもそも前提を間違えているのでは????

あとで「実はO月O日の時点でフェーズ6でした」
なんて言われたりして。